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【勘定科目の選択】 [経理業務]

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こんばんは、はるです。

さて、今日は、経理処理にはつきものの勘定科目についてお伝えします。

勘定科目は、大きく分けて、貸借対照表科目と損益計算書科目の二つがあります。

貸借対照表科目は、分類が明確ですので、あまり迷うケースは少ないと思います。

これに対して、損益計算書科目は、分類があいまいで、

会社によって計上する科目が異なることから、

「どんな勘定科目で計上したらいいか」をネットで調べても答えは探せません。

要は会社の業績の判断の仕方に左右されるということです。

例えば…

新しい携帯電話を購入したとします。

ある会社では、物品の種別に着目して、「備品消耗品費」として計上するでしょうし、

別の会社では、その用途に着目して、「通信費」に計上するでしょう。

また、交通費を「通信交通費」という勘定科目で計上する会社もあれば、

「旅費交通費」という科目に計上する会社もあります。

細かなところでは、微妙に違っているのが損益科目です。


そうすると汎用スキルってどんなところ?って考えると…

一つは、税法などの法律に規定されているのを科目で分類できるという点が挙げられます。

例えば、税務上でいう「交際費」は、課税方法が他の経費と異なります。「寄付金」なんかもそうです。

税務上の「交際費」に該当するものは、一つにまとめておいた何かと都合がよいのです。

また、10万円以上20万円未満の備品を「一括償却資産」などとして、経費処理している場合には、

独立科目で集計する方が実務的です。

経理マンとしては、何故そうするべきなのか、どのように計上すると実務が楽になるのか…

そういうことが自分で組み立てられるスキルがあると、

ただ教えられた通りにやっている事務員さんよりもワンランクアップします。

その次が、「買掛金」「未払金」と「未払費用」の意味の違いをきちんと説明できるとか、

「前渡し金」「前払金」「前払い費用」「建設仮勘定」も同様ですね。


こういうのって、素朴に疑問を持つことから、スキルアップが始まると思います。

確かに日々の業務でいちいち疑問に思い始めたら、仕事にならないかもしれません。

でも、暇なときってあると思うんですよね。

そういう時に普段何気なくしている作業でも、ちょっと素朴に疑問をもってみて、

ネットなどで調べてみると、暇な時間でスキルアップできちゃうと思います。

好きなお茶をすすりながら、ゆったりした気持ちで、

素朴な疑問を楽しみながらネットサーフィンして調べてみる…

ひとり事務員さんの特権だと思います。
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